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2005年 09月 17日
多分世界で最速の、民主党代表候補立ち会い演説会のレポートです笑。
今から、民主党の次の代表を決める立ち会い演説会が始まります。 と、なんでそんなことを書くのかというと、この演説会をネットを使ってライブで見ることができるからです。たまたま新聞社のウェブサイトを見たら、今日の1時半からスタートするということなので、これもちょっとした「イベント」ですから、見てみようと思います。 37分:はじまりました。映像がしばしばとぎれたり、音声もとぎれることがあります。 42分:菅直人がスタートです。300Kでは、音声などがちょっと止まりがちなので、ナローバンド用の56Kに切り替えました。 48分:そういえば、テレビを見ない私なので、動いている菅直人をみるのは初めてかもしれません。彼は、あまり演説がうまくない印象ですね。言葉の選び方も、レトリックも普通です。小泉首相は、短くても印象的な言葉を作り出します。昨年でしたか、高校野球の開会式の時の「勝ってよし、負けてよし、笑ってよし、泣いてよし。諸君の健闘を祈る!」というのは、名文句であると思います。政治家は、言葉で勝負する職業です。そういう意味では、菅直人は、おもしろくありません。 57分:あら、おしまい?だめだ、こりゃ(笑)あなた、リハーサルしてないでしょ。15分間だったら、15分間で勝負しないと。尻切れトンボのような演説は、準備不足であるとの印象を与えます。さらには、構成ができてない、と言う他はありません。 58分:前原誠司登場。印象は薄いですね。もちろん、立場がその人を作っていくので、初めて代表になろうというのですから、その辺は差し引いて考えてあげるべきでしょう。 06分:力強さは、菅直人よりありそうです。もちろん、彼の方が若いですから、この点で負けてしまうようでは話になりません。「構成」という点では、及第点でしょう。 14分:前原誠司の演説終了です。演説は、彼の方がよかったと思います。内容はともかくして、もっと練習してもらったらもっといい演説ができるのではないかと思います。彼には、演説の内容と構成、さらに話し方などをきちっとチェックするスタッフを置くのがよいでしょう。 15分:菅直人の補足です。ちょっと早口になってきましたね(笑)。さっきの尻切れトンボが影響しているのでしょう。 19分:前原誠司の補足です。始まりはうまい。最初に、「三つ補足する」と宣言しています。このような言い方は聞き手の頭の中に地図を描くことができるので、安心して聞くことができます。しかし、僕なら一つ一つの前に、「○○について話します」と言います。そのあとに、説明します。そして、最後のまとめに、この三つを繰り返します。彼は、これができていません。もうちょっとです。 23分:終わりました。印象としては、菅直人の(いい意味でもわるい意味でも)慣れた感じと、前原誠司の発展途上の若々しい感じ、というところでしょうか。 そういえば、いつだったか忘れてしまいましたけれど、誰かのつてで京都の民主党の事務所に半分バイト・半分ボランティアで行ったことがあります。その議員(候補?)が一体誰だったのか、今では思い出せません。今思うと、その議員本人も一瞬いたような気がします。ただ、思い出せない理由は、その人物がものすごく印象が薄いといいますか、オーラというものが全然出ていない人だったのです。つまり「印象がない」という印象しかないのです。その人が、誰なのかわからないので、当選したのかどうなのかもわかりません。誰だったのかな? と、思うと、この印象の薄さは、ひょっとすると前原誠司なのかもしれません。ちなみに、この時にはたしかいくらかバイト料がもらえるような気がしましたけれど、そのあと忙しくて結局取りに行っておりません(笑) <追加> 結局、新しい民主党代表は前原誠司になったようです。ただし、96票対94票というきわどいところ。さあ、これからどのように運営していくのか、見守りたいところです。 <追記2> あ〜、ひょっとすると、上記の方は参議院議員の福山哲郎かもしれません。どっちだっていいことですけれど。あ、彼の活動日記のようなものがあるのですが、そこになんと恐ろしいことに、2304×1728ピクセルの超巨大画像がHTMLで無理矢理小さくしておいてあります。こういうのをほったらかしにいていると、僕なんかは「あ〜、この人にとってはITは、itなんでしょうねぇ」と思ってしまいます。
by albertus
| 2005-09-17 14:29
| fragments
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