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2005年 11月 17日
ライブドアとニッポン放送、楽天とTBS、ほかにも「買収」に関わるニュースは毎日のように新聞に出ています。
それにしても、この手のニュースには夢も希望もありません。少なくとも私には感じられません。 それは、どこをとっても、新しい場所を開拓していこうというフロンティアスピリットが見えてこないからではないかと思います。 誰もしたことがないことに価値を見いだし、失敗をおそれずに挑戦する、という心意気のようなものが感じられないのです。 私が、何千億円も所持しているのであれば、株で買収などということはせずに新しく新聞を発行するというのでもよいですし、Videocastingのような形で良質の番組を届ける会社を作るのもよいでしょう。野球の球団を買ったりせずに、財政難にもかかわらず、世界の舞台で戦っている一流のアスリートたちを支援する財団を作るのもよいでしょう。 世界には、教育を受けたくても受けることができないこどもたちがいます。この子どもたちのために学校と奨学金を与えることができれば、その中から世界をよりよくする頭脳が出てくるかもしれません。 Noblesse Obligeという言葉が日本に根付くのは、まだまだ先のことなのでしょうか?
by albertus
| 2005-11-17 18:28
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