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2008年 01月 06日
その3です。
------------ここから---------- 7月31日(火曜日) 今日は、オランジェ(Orange)に、ローマの遺跡を見に行く。 駅の近くに長距離のバスがあるということなので、まずはそちらに。 なんとなくうとうとしながら、目的地のOrangeに到着。やはり、バスを降りると暑い。 日陰をつたいながら遺跡へと向う。 ちなみに、「地球の歩き方:37 南仏プロバンスとコート・ダジュール&モナコ」2001~2002版の78ページをごらんいただきたい。その上のあたりに、「古代劇場の壁に建つアウグスティヌス像」とある。そう、これは、まちがい。正解は「アウグストゥス」である。ちゃんと、79ページには「中央のアウグストゥス」と表記されているので、単なる思い込み、というところか。ま、AugustinusとAugustusなので、あまりその手の知識がない人には間違えてもしかたないかも。 「尊厳者」です。「教会教父」ではありません。 こういう遺跡をみると、ローマ人は偉大である、ということがすごくよくわかりますね。中華帝国も偉大だけれど、ローマ帝国も偉大だ。いくらかかったか知らないけれど、2000年たっても、まだ使える状態にある、ということは、すごいことです。もちろん、建設当時には、2000年後も使おうと思って建造したわけじゃないだろうけれど、それでも、結果として今でもオペラや、ロックコンサート、クラシックコンサートに使えるということは、やはり、すごいことであると思う。 なんでもそうだけれど、使えるものは、使ってナンボという概念は当然ではないか。この劇場も、使えるのに使わずに、単に観光客相手の遺跡としてしまったら、それは、死んでいる、ということになろう。 使えるものは、何年たとうが使わなければならない。 使うために作ったのだから、使わないといけない。 さて、オランジェからアビニョンに戻り、しばらく街中をぶらぶらとうろつく。フランスに来てからあまり、「買い物」というのもをすることもなかったなので、あちこちのお店を出たり入ったり。残念ながら?アビニョンには、いわゆる「ブランドもの」はないので、その手の類の店に入ることはない。っていうか、あっても、外から眺める程度だろうけれど。 晩御飯。どこでもいいといえばいいのだけれど、せっかくなので、観光客らしく、ガイドブックにのっている店へ行く。といっても、ミシュランではない。ちなみに、アビニョンには、ミシュラン一つ星のレストランがある。Christian Etienneとかいうところ。とりあえず、今回ははいらないっていうか、次があるのでしょうか? 少しだけ街の中心街から外れたところにある、このレストランは、ちょっと車の往来が多いのですこしうるさいこともあったけれど、郷土料理というのか、プロバンス風というのか、ニンニクがよく効いていておいしかった。それにしても、なかなかフランス語は難しく、ある程度まではわかっても、「これは、おそらく魚のなんとか」とか「これは、チキンとレモンとなんやら関係があるらしい」という程度しかわからん。まあ、約半年しかフランス語もやってないのでしかたないか。 さて、いよいよ明日はリヨンに赴く。といっても、なにも見ずにスイスに向かうことは確実。
by albertus
| 2008-01-06 17:28
| Trip
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