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2005年 09月 28日
川村結花というミュージシャンをご存じでしょうか?
「超」有名人ではないのですけれど、SMAPが歌った「夜空ノムコウ」を作った人といえばわかるかもしれません(スガシカオじゃないの?という声が聞こえますけれど、彼は作詞担当です。彼女は作曲)。 芸大卒なのですけれど、早稲田のジャズ研でうろうろしていたらしく、あんまり芸大くさくないお姉さんです。ぜひアルバムを買ってみてください! ・・・と、ココで終わると、CDのショップの宣伝という感じでめでたしめでたしなのですが、当然そうはいきません(笑) 彼女は、今はソニーに所属しているので、当然ながらiTunesで彼女の楽曲を買うことはできません。ところが、検索すると、ちゃーんとでてきます。 そうなんですよ、彼女はソニーに移る前に東芝EMIにいて、そこからアルバムを2枚発売しているのです。そのCDを買うことができるのですね。しかし、このCDはちょっといわくつきで、事実上廃盤で手に入れることができなかったのです。まあ、写真を見ればわかるのですけれど、今の彼女のイメージとは大分違います。特に2枚目の「とりあえず朝は来る」。楽曲のイメージは、それほど違うわけでもないのですけれど、少なくともアルバムのジャケットは3枚目のLush Lifeとは全然違います。びっくり。この2枚は、ソニー側からしたら「なかったことにしてほしい」アルバムではないかと(浜田省吾の最初の方もそんな感じのはずw)。 もちろん、前からのファンからしたら、どっちも欲しいのですけれど、まあいわゆる「大人の事情」というやつでしょうか、東芝EMIのものは手に入れることができず、ヤフオクなんかでは、最高2万円とかいう馬鹿な値段が付いたことがあるとか。 そして2005年の夏。iTunesで、1500円でこの二枚のアルバムを購入することができます。でも、ソニー時代のものは・・・言うまでもないですね。 佐野元春は、こんな風に言っています「何を使って聴くかは個人の自由。聴く人がいるところには僕の音楽を届けたい」(8月10日付け日本経済新聞より) ミュージシャンとリスナーとがよりよい関係になりますように。
by albertus
| 2005-09-28 22:15
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